脱毛とドライスキン

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脱毛によって乾燥肌になるリスク

脱毛と肌の乾燥とは密接に関係しており、脱毛を受けるときはその点を考える必要があります。

 

もともとドライスキン傾向だった方が脱毛を受けることで症状が悪化する場合もありますし、また、特にドライスキンではなかったのに、脱毛したあと、肌の乾燥を感じるようになったというケースもあります。

 

乾燥肌に気を使う女性

 

  1. ドライスキンの場合

     

    光脱毛、レーザー脱毛、ニードル脱毛などは、ドライスキンとはあまり相性がよくありません。これらに共通しているのは、毛根に高い熱を加えて処理するタイプの脱毛法だということです。

     

    ムダ毛の処理の過程で、肌の内部にはかなりの熱がこもります。体温が高いのは体にとって正常なコンディションではないため、皮膚はすみやかに温度を下げようとしますが、それは表皮から水分を大量に蒸発させて下げるのです。水が蒸発するとき、気化熱が発生して周囲の温度を下げますよね。

     

    しかしその結果、体温は下がりますが、皮膚は水分を失って乾燥してしまうことになります。クリニックやサロンでは、ドライスキンの方でも問題なく施術を受けることができると説明していますが、施術のあとは皮膚の保湿に気をつけないと、かゆみなどの症状を誘発することになります。

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  3. 通常の肌の場合

     

    体毛の役割のひとつに、肌の表面に水分や脂分を保持しておくことがあります。毛穴からにじみ出た皮脂は体毛に引っかかってとどまり、一定時間、表皮を潤すことができます。つるつるのガラス板だと水滴が滑り落ちますが、何かの繊維が乗っているとそこに引っかかって流れ落ちてしまわないのと同じです。

     

    毛穴の付近に皮脂がたまるのは、毛穴汚れの原因にもなるのですが、保湿という大事な側面もあるのです。そのため、体毛をすっかり処理してしまうと、毛穴からにじみだした皮脂は表皮にとどまることができず、つぎつぎと流れてしまいます。

     

    必要な量の皮脂が皮膚に供給されなくなると、皮膚の乾燥を招きます。背中や脇の下など、もともと汗や皮脂の分泌が多い部位はそれほど影響はないかもしれませんが、毛穴、汗腺の少ない腕や足などは、脱毛によって乾燥肌になるリスクもあります。

     

    脱毛を計画している方は、こうした視点でも施術を考えてみてください。